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どうも、TABARAです。

ちょっと間が空いちゃいましたね。

サイトアフィリやってるとまぁこんな感じです。

で、今日はドメインについて。

その昔、ある人(知人)がコピートナーのネットショップを始めました。

コピーのトナーって消耗品なんで、

“継続することで着実に顧客を増やしていける”

という狙いがあってのことだったようです。

ネットショップをスタートさせてSEOもかかり、

ネットからの集客が軌道に乗り始めたある日、

ある人から警告のメールが彼のもとに送られてきました。

内容は、

『そのドメインを使うな!』

というものです。

ちなみに、ネットショップで使われていたドメインは

xerox〇〇〇.com(〇〇〇の部分は伏せます)

というもの。

そして、警告メールを送ってきた人はなんと

富士ゼロックスの顧問弁護士

でした。

ネットショップに使われたドメイン名のうち、

“xerox”

という部分が商標権を侵害していたわけですね。

xeroxというのは日本では富士ゼロックスが商標登録しており、

その名前を使って商売したら損害賠償を請求するゾ!

という趣旨だったそうです。

警告メールを受けた知人はすぐにそのドメイン名を使うのをやめ、

別ドメインを取り直してまたゼロからSEOをかけたそうです。

とまぁ、こんな話なんですが、

今でもこの手の話はいつ起こってもおかしくありません。

たとえば中古ドメイン。

これって、企業が使っていたドメインや

映画の公式サイトで使われていたドメインをはじめ、

“商標がらみのもの”

がわんさかあります。

私も過去、

“アメリカのホテルチェーンが捨てたドメイン”

を取得しサイト展開していたところ、

元のホテルチェーンから

『そのドメインはチェーン名だから使わないでくれ!』

とメールが送られてきたことがあります。

完全英文なのでスルーしてしまうところでしたが、

当時の私はアメリカのドメインオークションサイトを頻繁に利用しており、

英文メールにも目を通す習慣がついていたおかげで

見逃さずに対応することができました。
(具体的な対応は英語ができる知人に頼みました)

こうしたリスクは日本語ドメインにもあります。

商品名やサービス名で日本語ドメインを取得し、

アフィリサイトを展開している人、かなり多いはずです。

でも、いくら稼いでいたとしても、広告主から

“商標権の侵害”

ということで目を付けられる可能性は常について回ります。

『そのドメインは今後使うな!』

っていうくらいならいいですが、

発生した報酬をすべて取り消されたり、

その案件で儲けた過去分を損害として賠償請求されたり、

そんなことがないとも限らないわけです。

ネットで調べると、ASPも

“問題になりうる”

という認識を持っているようなので、

商標狙いのドメインに稼ぎが偏っている人は気を付けた方がいいでしょうね。

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