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どうも。

今朝ほど、何気にお名前.comからのドメイン更新案内メールを開いてみたら、

以下のような内容の文面で少々驚きました。

お名前.comをご利用いただき、まことにありがとうございます。

【〇〇〇.com】は2013/〇/〇に廃止されます。
このまま更新をされない場合、【〇〇〇.com】が第三者に悪用される
可能性があります。

ご利用のドメインについて、廃止後はどうなるのかを考えたことがありますか?

昨今、廃止したドメインを再取得専門業者に取得され、従来築き上げてきた
ブランドイメージや信頼を毀損されたというお客様の声を頂戴します。

これは再取得専門業者が、ドメインの持つトラフィックを狙って再取得のうえ
乗っ取り、アダルトサイトやフィッシングサイトを立ち上げ、そのトラフィック
を悪用するためです。

ドメインはWebサイトの運用を重ねていく中で、広告流入や外部リンク流入、
ユーザーのブックマーク流入など多岐に渡るトラフィックを持つことになりますが、
ドメインを廃止したからといってこのトラフィックが一瞬で皆無になることはありません。

一度ドメインの保有権利を離してしまうと、取り戻すことは極めて困難です。
お持ちのドメインを廃止する前に、今一度その財産価値をご確認ください。

メールを読めばわかりますが、これ、

『更新しないと悪用されるかもよ!い~の?』

という内容ですね。

かなりこっちの不安感をあおりたてる内容に仕上がってます(笑。

ドメイン事業者なのでドメインを更新させたがるのは当然ですが、

私としては違和感を感じちゃいました。
 
 
だって、お名前.comは

JPドメインのバックオーダーサービス

を実施しています。

 
 
上記のページでは、JPドメインで期限が切れるドメインをリストにしてサイトで公開してます。

これ。

 
 
 
要するに、お名前.comは、

期限切れ中古ドメインの取得を支援しています。
 
 
費用はドメイン登録料含めて5800円。

普通に取得するより3000円程度高くなっており、

彼らはここでも商売しているわけです。
 
 
 
 
期限切れになる登録ドメイン利用者には

『更新しないと悪用されるかもよ』

とあおる一方で、中古ドメインの需要者には

『お兄さん、えーのがもうすぐ入りまっせ!』

と中古ドメインの取得をあおる。
 
 
私は違和感をここの部分で感じたわけです。
 
 
お名前.comはどういうスタンスなんだろうか・・・みたな(笑。
 
 
 
ちなみに・・・
 
 
冒頭のメールで更新を薦められたドメインは、

お名前.comを展開しているGMOのサイトM&A事業部へ売却したドメインです。

ココに書いてます。

つまり、GMOというくくりで見ると、

『ドメインは更新しないと悪用されるかもよー!』

という一方で、

『期限切れドメインがあるけど、買う人いませんか~?』

ともいい、さらに

『おたくの持ってるドメイン、期限が切れたらうちに売っておくんなまし。』

ともいう、まさに全方位型の事業展開。。。
 
さすがですね。

しゃぶりつくしてます(笑

見習わねば!
 
 
 

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