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最近、またヤフーの関連検索ワードを操作するスパムが増えてますね。

真面目にアフィリやってる人や、頻繁に検索をする人はすでに経験済みだと思いますが、例えば、酵素ドリンクってヤフーで入力すると、入力補助ワードが下のようにズラリと出てきます。

4月ごろからこういうのをウォッチしてたんですが、みなさん見てるところは同じなようで最近急激に増えてきました。

これは『キーワード入力補助スパム』とか『虫眼鏡スパム』というんだそうです。
ちなみに、これをやってる人から言わせると『虫眼鏡SEO』となるのだとか。
言葉って面白い(笑

これが最初に話題になったのは何年も前だったと記憶していますが、最近また増えてきた理由はやはり、やりやすい環境があるからでしょうね。

ランサーズやクラウドワークスなどの在宅ワーク仲介サイトを通じて、外注さんに検索をしてもらえるからです。

ホレ。クラウドワークス。

こっちはランサーズ。

まぁ、グーグルによるブラックハットSEO、、、いや、ブラックハットスパムの取り締まりが強化される昨今、従来型のSEOをやってもいずれは検索から消される可能性が高いわけで、自作自演のリンクを必死こいて送ってる人間にしてみたら積極的に攻めて消されるか、コソコソして消されるかの違いだけです。

どのみち消される。

となると、

『どうせ消されるならいっそのこと・・・』

と思ってしまうのは人情ってもんです。
理性じゃなくて感情の話です。

ほんでもって一定数の方々がこうした方向に突き進んでいく。

あ、消されるってのはインデックス削除のことを言ってます。

消されたら大損害の企業サイトと違って、いくらでも仕切り直しができるアフィリサイトだったら開き直るのも容易なのでしょう。

あ~、またアフィリエイターが嫌われるわけだ。。。

でも、こういう人をバカだ糞だと言ってみても、それをやることでウン百万の収入につながるわけです。そもそも開き直って稼ぎにいってるのでやめるわけない。

今回、私が確認した事例では、一回検索して5円~10円とかでやってました。
(単価がすでに高騰し始めてるところが興味深い)

それを毎日何百と募集してます。

仮に、5円で一日300件募集したとしたら、

5円×300件で1500円。

1500円ですよっ!!!

1500円の出費で、返ってくるアフィリ報酬はキーワードからしておそらくウン十万。一日ウン十万です。

しかも、麻薬や怪しげなビデオを売るのと違って逮捕まではされないでしょうから、こういった動きが出るのは至極当然だろうって思ったりもします。

ちなみに、この現象はヤフーだけの話で、グーグルで検索する人は関係ありません。

グーグルはその辺をうまく制御しているので、グーグルで検索しても普通(と思われる)関連キーワードしか出てきません。

ホレ。

まぁ、そもそもグーグルに対して仕掛けてる人がほとんどいないので、この結果は当然なんですが、仕掛けたとしてもグーグルは単純に検索回数だけで関連ワードを表示させてるわけではないそうです。こういうところで『さすが!』と思ってしまいますね(汗

とはいえ、ヤフーもこれだけ派手にやられたら早いうちに対策を打ってくるでしょう。

今頃対策にむけて動いてるはずです。たぶん。

でもどうするんだろ。。。

以前の時と違って、今回検索してるのは日本全国に散らばっている実在の外注さんたちなので、自然な検索との区別はなかなかつけられないはずです。

となると、グーグルと同じような感じに変えるんでしょうか?

・・・。

できるんでしょうか・・・?
できるならとっくにやってるような気もするし・・・

あるいは、子会社であるバリューコマースを口火にして、ASPのレベルで規制をかけていくとか。

『虫眼鏡スパムやってるサイトは登録抹消します!』

みたいな。。。

いやいや、ランサーズやクラウドワークスに要請するとか。ステマが禁止されてるのと同じような感じで。

といろいろ考えていくと、この先あんまり長くは続けられないでしょうね。所詮はスパムです。

あっ・・・。

エラソーにスパム、スパムって書いてしまいましたが、言うまでもなく自作自演のリンクとかやってる時点でそれは明確にスパムです。

つまり、、、

同じ穴のムジナ。ウウッ・・・(涙

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